家族とわたし

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家族とわたし

 

 人間ドッグで再検になった時も父ちゃんにはすぐに話しませんでしたし、子どもはおろか母たちにも話しませんでした。さすがに父ちゃんには再検の前に話しましたが、子どもや母たちに話したのは、できる限りぎりぎりになってから・・・心配をする期間は短い方がいいもんね

 

 父ちゃんは気が小さいところがあるので、きっとずいぶん心配したと思います。でもその心配を表に出したことはありませんでした。あっぱれ、父ちゃん

 

 2月3月はまだコロナ流行期でしたので、面会も制限されていました。荷物を届けに来てもらったときに少し顔を見る程度

 入院する前に私より先に手術を経験した美容師さんに、カットをしてもらいながら「寂しくなかった?」と聞くと「いや全然。快適でした」という返事

 そのことばのとおり、けっこう快適。思ったより寂しく感じることは無かったのですが、父ちゃんの顔を見た後は、ちょびっと涙が出そうになったこともありました

 

 手術前に子どもたちが帰ってくることになっていたのですが、感染症の流行がひどくて取りやめに。子どもたちとはラインで無事を確認し、家にいる時はzoomを利用

 

義父母と母は、介護が必要にならないように各々がんばるというスタンスで。自分たちのいつもの生活を維持していってくれることが1番ありがたいということで意見は一致

後に診察の時に義父母が病院に送ってくれると言ってくれたのですが、お願いするのはためらわれて・・・祖父母が体調を崩す方がこわかった・・・病院はちょっと遠いし、自分で運転できたし


子どもも父母たちもそれぞれの生活をいつものようにしていました。それが1番ありがたかったです

 

1番心配もしたし、働いてくれたのはやはり父ちゃんで、父ちゃんには感謝をしています

 

私は口が達者。「見た目が病人」の時期でも口を開くととっても元気なので、会った人に「元気そうでよかった」とよく言われました

 

手術の後や抗がん剤治療の後は口数が少なかったのか、「元気になって良かった。でも元気になると口が・・・」と父ちゃんが・・・口は元気のバロメーター

父ちゃんは今だに「元気になって本当に良かった」とボソッと言っています





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