亜の国へ
2025/04/06
柏葉幸子さんの本をネット検索していたら、「亜の国へ―水と竜の娘たち―」が出てきました
先日市立図書館へ行ったときに児童書の棚を探したのですが見つからず、館内の検索をしたところ、一般書の棚にあることがわかりました
柏葉幸子さんは児童書の作家だと思っていたので・・・おまけに青少年向けの棚でもなかった・・・ちょっとびっくりしました
日本農業新聞に連載された作品なのですね
借りてきて早速読んでみました
柏葉さんの作品はなんとなくかわいらしさが漂っているのですが、この作品は全然そんな雰囲気は無い・・・明らかに大人向けの作品です
異世界と現実世界を舞台に繰り広げられる物語ですが、テーマは「母になる」ということ
異世界も現実世界もそれぞれ生きにくい。その中でいろいろな立場の女性が登場し、その女性たちがいろいろな形で母になり、それぞれの母でこその思いが描かれています
どうなるの、どうなるの?・・・と、夜中まで読んでしまった作品は久しぶりです
